お盆ですね。地域によって期間ややり方に違いがあるようですが、
京都では、8/7~8/10に迎え鐘をついておしょうらいさん(精霊)をお迎えする六道まいりなどで始まり、
8/16夜、五山の送り火とともにお送りします。そして、8/23,24には地蔵菩薩の縁日の地蔵盆をします。
お盆の準備も色々ありますが、一番初めに思いつくのが精霊棚でしょうか。
ご先祖様を供養するために使われる祭壇のようなものですね。
お盆入り前日か当日に棚を作って、お迎え団子、ほおずきや盆提灯、お供え物飾り、お盆が終わるまで配置しておきます。
その飾りの一つに精霊馬がありますね。
キュウリの馬で迎え火を目指して一刻も早く帰って来てほしい。
ナスの牛に乗ってゆっくり帰ってもらいたい。供え物をたくさん持って帰ってほしい。
という願いが込められています。
最近では住宅事情からこういった事をしないご家庭も増えているかもしれませんね。
お墓まいりに行かれる方は多いと思いますが、お盆はご先祖様と一緒に過ごす大切な時間、何より想う気持ちが一番大事ですよね。
私も実家へおまいりに行って、お仏壇に手を合わせて「ありがとうございます」と日頃見守って頂いていることへの感謝をお伝えしてこようと思います。