神棚や玄関先に置かれる【盛り塩】
そもそも盛り塩にはどんな意味があるのでしょう?
古くは非常に貴重なもので神聖なものであった塩
それには穢れを払い場を清める力があると云われてきました
神棚や家の玄関先、トイレなどの水回りに置く盛り塩には
場を浄化し、穢れを取り除く意味が込められているのです
一方で、京都の町を歩いていると、老舗のお料理屋さんや舞妓さんのいる
お茶屋さんの入り口にも盛り塩が置かれているのをよく見かけます
実は、盛り塩にはお清めの効果だけではなく
商売繁盛の縁起物としての効果もあるのです!
その昔、店先や家の戸口に塩を盛ることで、塩が好物の牛が足を止め
牛車に乗った高貴な方を招き入れるということをしていました
ここから盛り塩はお客様を招き入れる縁起物としても考えられるようになったのです
盛り塩はどこに置くのかだけではなく、どんな想いで置くのかも大事だったのですね♪